初心者がNISAに投資するならば投資信託のインデックスファンドの積立投資が最適です。
それも全世界株で「ほったらかし投資」が良いと思います。
理由と具体的な銘柄について説明します。
個別株は、その企業の業績や株価の動きについての知識が必要です。株価は個々の企業の決算時の業績や将来性によって全体の動きに必ずしも一致しないことがあります。さらに良い業績や悪い業績での変化(ボラティリティ)が大きく、大きく利益がでることがあることもある一方で大きく損失を被ることがあります。
投資信託は、運用はプロにお任せするので投資の入門としては向いています。さらに複数の企業に分散させることによってボラティリティが抑えられ、大きく利益がでることはありませんが、大きく損失を被ることがありません。
人類の歴史的に見て、その経済規模は常に拡大しています。我々日本人はこの30年はデフレ(縮小)を経験しましたが、それ以前から考えるとインフレ(拡大)です。世界的に考えても拡大をしてきています。よって、世界の成長に投資するという考えです。
(では、何に投資をすれば良いか、
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
のどれでも良いです。どれもほぼ同じなので自分が使用する金融機関が取り扱っている方で良いです。どれかひとつを選ぶのであれば、手数料を業界最安値を目指すeMAIXSがおススメです。(2024/02/03現在の信託報酬 eMAIXS 0.05775%/年、SBI:0.1102%、楽天:0.0561%)
ここで、全世界株式とは先進国90%、新興国10%です。さらに、米国だけで60%です。日本も6%入っています。
なお、より米国に投資をしたいのであれば、以下もおススメです。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
※eMAXIS(三菱UFJ)、楽天にも同様の商品があります。
私も旧つみたてNISAで上記の商品を購入しており、その2023年末での成績は以下となります。
年 | 口座 | NISA投資額 | 合計 損益 損益(%) | 時価総額 (評価損益) |
---|---|---|---|---|
合計 | — | 2,097,660円 | 3,275,388円 +1,177,728円 +56.14% | 3,275,388円 ( +1,177,608円 ) |
2023 | 旧つみたて NISA | 399,996円 | 491,693円 +91,697円 +22.92% | 491,693円 ( +91,682円 ) |
2022 | 旧つみたて NISA | 307,680円 | 380,754円 +73,074円 +23.75% | 380,754円 ( +73,059円 ) |
2021 | 旧つみたて NISA | 399,984円 | 585,208円 +185,224円 +46.31% | 585,208円 ( +185,204円 ) |
2020 | 旧NISA | 990,000円 | 1,817,733円 +827,733円 +83.61% | 1,817,733円 ( +827,663円 ) |