ネット証券が投資信託を拡販するためにポイ活サービスを提供しています。
チリツモになりますので、やれる範囲でやるのもおススメです。
クレカ積立
クレカ投資とは投資信託の積立をクレジットカードを用いて行うものです。毎月の積立上限は5万円です。なお、金融庁はNISAの積み立て投資枠に合わせるため2024年3月中にも内閣府令を改正し、上限を10万円にするという報道がありました。
下の図はSBI証券のホームページに掲載されている各証券会社のポイント還元率の比較です。
SBI証券は最大で5%ですが、カードの種類によって異なります。貯まるポイントはVポイントです。クレカ積立の上限が月額10万円になって、月額10万円を積み立てる余裕がある場合にはゴールドカードも選択肢に入ると思います。
三井住友カード | 還元率 | 年会費 |
プラチナリファード | 5% | 33,000円 |
プラチナカード | 2% | 55,000円 |
ゴールドカード | 1% | 5,500円 年間100万円に利用で翌年から無料 |
一般カード | 0.5% | 無料 |
楽天証券も同じくカードの種類によって異なります。貯まるポイントは楽天ポイントです。
楽天カード | 還元率 | 年会費 |
プレミアムカード | 1% | 11,000円 |
ゴールドカード | 0.75% | 2,200円 |
一般カード | 0.5% | 無料 |
マネックス証券は誰でも1.1%の還元率なので、年会費無料のクレカ積立での還元率はマネックス証券が最も良いことになります。貯まるポイントはマネックスポイントで、マネックス証券の取引手数料として使えるほかにd-POINT、T-POINT、PONTAに変換することが可能です。
投信ポイントサービス
証券会社が自社にお客様を集めるためのもう一つのサービスが投信ポイントサービスです。投資信託を保有するだけでポイントが貯まるサービスです。ポイント還元率は下表のようになります。SBI証券はVポイントのほかにd-POINT、T-POINT、PONTA、PAYPAYなどで貯めることがかのうです。楽天証券は楽天ポイントになります。
SBI証券 | ポイント還元率(年率) |
---|---|
SBI・Vシリーズ | 0.0022% |
三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 0.0175% |
三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.0326% |
楽天証券 | ポイント還元率(年率) |
---|---|
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 0.017% |
楽天・S&P500インデックス・ファンド | 0.028% |
長期投資の時に手数料を最安に抑えたいのであれば、信託報酬にポイント還元率を考慮すれば、より良いと思います。